ウェブライターは、特別なスキルや経験がなくても隙間時間にお仕事ができるので、副業にピッタリなお仕事です。

しかし副業ライターとして活動している方の中には、「なかなか稼げない」「執筆に当てる時間が確保できない」と挫折しまった経験がある方もいるでしょう。
副業ライターが、安定した副収入を得るには、ルーティン化や隙間時間の活用が大切です。

今回は、副業ライターでも毎月数万円の収入を安定して得られるコツをご紹介します。

ウェブライターは稼げないって本当?

「ウェブライター=稼げない」というイメージを持っている方は少なくありません。

なぜ、ウェブライターは稼げないというイメージがあるのかというと、単価設定が低いからです。

ウェブライターは時給ではなく文字単価でのお仕事が多く、文字単価の設定は、0.1円の案件も多く存在しています。

「未経験だから・・・」といって文字単価が低い案件を取ってしまうと、どれだけ丁寧な記事を納品しても、まとまった収入にはなりません。

しかし、案件の中には、文字単価が3円や5円などの高単価の案件も存在します。
文字単価が1円以上の案件を執筆することで、ある程度まとまって収入が得られます。

副業ライターの方は、文字単価が1円以上の案件を意識して探してみましょう。

本業との両立はできるのか

副業ライターは、本業の合間に執筆を行わなければなりません。

本業の業務量や勤務時間によって、副業に避ける時間は異なります。

「疲れて帰ってきて執筆に当てる時間も労力もない・・・」なんて方も少なくはありません。

ウェブライターを始めたばかりであれば、リサーチや執筆にかなりの時間がかかってしまいます。
そのため、睡眠不足になってしまったり本業に支障が出てしまったりする方も少なくはありません。

睡眠時間を削って副業をするのではなく、普段SNSを見ている30分、1時間を執筆に当てる時間にチェンジすることで無理なく本業と両立することができます。

まずは、1日の最低稼働時間を決めてみましょう。

コツ① ルーティンを作ることが大切

店舗でアルバイトするのとは違い、シフトが決まっているわけではないので、基本的には自分自身との戦いになります。

なんとなくの稼働時間で執筆をすると必然的に受注件数も少なくなり、目標の収入から遠ざかってしまいます。

不規則に仕事をするのではなく、仕事が終わってから執筆をしたり朝起きてから執筆をしたりするなど、仕事をする時間を決めましょう。

はじめは早起きや疲労で、執筆が辛いと思うこともありますが、30分でも構わないのでルーティン化することが大切です。

コツ② 案件を抱えすぎない

安定した副収入を得たいからといって、案件を抱えすぎるのはNGです。
案件を抱えすぎると、納期が立て込んでしまい仕事が雑になってしまいます。

さらに、ひとつの記事に当てる時間が減り記事のクオリティが下がってしまう可能性があります。
記事のクオリティが下がってしまうと、クライアントから「執筆をお願いしたい」と思われません。

継続して案件がもらえなくなると、案件応募をし続けなければいけないという悪循環に陥ってしまいます。

納期を週に1記事からスタートするなど、案件を抱えすぎないように心がけましょう。

コツ③ 隙間時間を有効活用する

日々生活している中で隙間時間は、みなさんが思っているよりもあります。

どのような隙間時間があるのか下記で見てみましょう。

・通勤時間

・なんとなくSNSを見ている時間

・テレビのCMの間

・お昼休憩

・タバコを吸っている時間

・買い物のレジに並んでいる時

・カフェなどで商品が運ばれてくるまでの間

などがあります。

長風呂をしながらSNSを見ている方は、SNSではなくリサーチをしてみても良いでしょう。
また、お昼休憩や通勤時間は、時間いっぱい使うのではなく、15分程度でも構わないので記事の読み直しなどに当てるのがおすすめです。

隙間時間をリサーチや修正などにあてることで、執筆がスムーズに行える準備をしておきましょう。

副業ライターの1日【例】

副業ライタの1日は、さまざまです。

一例として、副業ライターの1日の見てみましょう。

●25歳・女性・既婚(子どもなし)・一般事務員(8:00~17:00勤務)

6:00起床
歯磨き
朝食
身支度
7:30●執筆の確認
7:40会社へ移動(電車20分)
●リサーチ
8:00出社
12:00〜
13:00
昼食
●リサーチ(20分程度)
17:00退勤
17:15自宅へ移動(電車20分)
●リサーチ
18:35帰宅
入浴
夕食
21:00●執筆
22:30就寝準備(SNSチェックの時間など)
23:00就寝

通勤時間や休憩時間の一部などを使ってウェブライターのお仕事をしています。

1日に数分から数時間でも執筆やリサーチ時間を設けることで、本業と両立することができます。

見たいテレビなどがある日は、前日に少し長めの執筆時間を設けるなどの工夫をしてみてもよいでしょう。

まとめ

副業ライターは、本業との両立が厳しいと思われがちです。

しかし、日常生活の隙間に執筆時間を設けることで、安定した収入が得られます。

副業時間のルーティン化、案件を抱えすぎないこと、隙間時間の活用を意識することが、挫折せず、ウェブライターのお仕事を続けられるコツです。

ぜひ、ご自身のルーティンを作ってウェブライターのお仕事で安定した副収入を得てみてください。